「知っている」を「できる」に変える、基礎スキル・マインドセット研修

社員研修全5回・約3か月職種横断で実施オンライン開催

プロジェクトの進め方が個人の経験則に委ねられ、標準と呼べる型が社内に存在しない。そこからのスタートでした。マインドセットから基礎スキルまでを全5回のプログラムとして設計し、現場で使える形にして手渡すことを主眼に置きました。

課題

プロジェクトの進め方は個人の経験に閉じており、案件が変わるたびに一から組み立て直される状態が続いていました。学ぶ機会がなかったわけではありません。むしろ「学んでも現場が変わらない」という手応えのなさこそが、最も根深い課題でした。

受講者の方からいただいた一言が、このプログラムの方向を決めました。「基礎工事のできていない組織に、高層ビルの設計図を渡しても建たない」。制度や手法から入るのではなく、土台から積む必要がある——そう判断しました。

取り組み

第1回に、あえてマインドセットを据えました。成長を自分の責任として引き受けること、目の前の仕事をジョブ・キャリア・コーリングのどれとして捉えるか。手法ではなく姿勢から入る構成です。その土台の上に、顧客折衝・交渉力、計画づくり、品質の作り込みと順に積み上げ、第5回で全体を統合しました。

内容は徹底して「明日から使える粒度」に落としました。悪い知らせほど先に出す、担当の隙間に落ちる仕事を作らない、期待値を先にすり合わせる——抽象論ではなく具体的な振る舞いとして手渡すことを優先しています。

また、毎回いただく受講者の声を、次の回の設計に反映しました。「その場で考えるのは難しい」という声を受け、後半の回ではグループワークの比重を大きく引き上げています。

ポイント: スキルより先に「姿勢」を扱ったこと。同じ内容でも、学ぶ側の構えが整っていなければ知識は素通りします。土台を整えてから技法を渡す。この順序が定着の差を生みました。

成果

途中から導入したワーク形式では、部署を越えた対話が生まれました。「普段話さない人と話せた」「自分事として考えられた」という声が寄せられ、受け身で聞く場から、自分の現場に引きつけて考える場へと変わっています。

そして最終回で、想定していなかった動きが起きました。「毎回、同じところでつまずいている」という共通の悩みに対し、受講者の方々が自発的に「自分たちで共通の型を作ろう」と言い出したのです。教わった知識を受け取るだけの場から、自分たちの仕事の進め方を自分たちで決める場へ。研修が終わるその日に、次の動きが立ち上がりました。

ノアブリッジの研修は、知識を伝えることをゴールにしません。現場の状況に合わせて設計を組み替えながら、行動が変わるところまで伴走します。人材育成にお悩みの際は、お気軽にご相談ください。

貴社の課題も、お聞かせください。

お問い合わせ